ウランバートル市創立377周年記念日 首都の歴史、発展を振りかえる日

政治
arvis@montsame.mn
2016-11-09 09:17:15

10月29日は“首都の日”である。今年は、ウランバートル市創立377周年記念をスフバートル広場で市の各企業が実施した「都市セール」イベント、華々しいマスコット・キャラクターのパレード、祝賀コンサート、ウランバートル市における最優秀開発事業の表彰式、スポーツイベント、障がい者の作品展示会など、祝賀行事が市内各地で盛大に行われた。

かつて、チベット仏教の活仏であるジェブツンダンパ・ホトクト1世はゲル寺院を建ててその弟子や領民と共に季節移動を行う遊牧生活を送っていた辺りが、イフ・フレーと呼ばれる移動式の町となり、それが次第に定住して寺院を設けて門前町と生まれ変わったのが、ウランバートル市の始まりだ。そして、首都が現ウランバートル(赤い英雄)市として正式に改名したのは、モンゴル人民革命後の1924年のことだ。ウランバートル市は、約135万人(2015年統計)が居住し、高級かつタワー・マンションが立ち並ぶ世界大都市並みの都市と生まれ変わっている。ウランバートル市は大都市なりの諸問題を抱えてはいるが、モンゴルの“心臓部”として今後も発展を遂げていくだろう。“ 首都の日” の祝賀行事は、1994年に当時の首都幹部たちの発案で発足してから恒例行事となっている。

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