皆さん、どうぞよろしく! JICAモンゴル事務所、田村えり子新所長就任

特集
dashtseren@montsame.gov.mn
2019-04-09 20:13:17

このほど、JICAモンゴル事務所では、佐藤前所長の離任にともない、次長を務めていた田村えり子さんが新所長に就任した。出身は鳥取県。東北大学法学部卒。夫を日本に残しての単身赴任。同事務所で女性の所長は初めてだ。小春日和の午後、モンゴルについて、今後の抱負などをインタビューした。

 

――JICAに入ったのはいつですか

民間の石油会社に勤めていたのですが、1998年、JICAに転職。東京では地球環境部など主に環境分野の業務に従事し、水道案件の出張で一度モンゴルに来たことはありま した。昨年の7月、モンゴル事務所に着任し、8ヶ月が経過、このほど所長に就任しま した。

――これまでに海外赴任の経験はありましたか?

はい、2003年からタイに約3年間の経験があります。

――モンゴルについての印象や感想は?

最初はお相撲さんのイメージしかなかったのですが、この間に人々の親しみやすさを感じました。事務所のモンゴル人職員は日本語がとても上手で、半分日本人のような人が多いので、違和感なく仕事が出来ています。色々な赴任国がありますが、モンゴルの場合、来た時と、帰る時の落差が大きい。皆さん、帰る時には、「モンゴルは本当に良かった」とおっしゃる方が大半ですね。

――次に、新所長としての抱負をお聞かせください。

着任して思うのは、モンゴル国の可能性と魅力。これは非常に大きい。しかし、まだ十分に知られていない。JICA事業を通じて、この魅力を伝え、経済関係の発展につなげていきたい。モンゴルは日本にとって重要な国ですから、両国の関係をより親密化し、活性化させていければと思います。そうそう、大気汚染の問題解決も市民の暮らしに重 要です。

――ありがとうございました。今後のご活躍を期待しています。