ハンボグド・カシミヤ社 市内中心地に新店舗をオープン

経済
bolormaa@montsame.gov.mn
2022-10-25 09:02:35


1014日、ハンボグド・カシミヤ社はウランバート市内の中心地であるスフバートル広場の北東側に新店舗をオープンした。開店式で、Ch.ガンツェツェグ社長が「同店舗はハンボグド・カシミヤ社の10番目の店舗」となると述べた。開会式に参加したトムル・オヤ―・ジャンバルツェレン農業農村開発省国務次官は「モンゴル経済にとってカシミヤ産業は重要で、世界カシミヤ生産高の4割、国内カシミヤ生産高の最大70%を洗毛加工で輸出している。しかし、最終製品に関して言うと、世界のカシミヤ製品生産のわずか2% しか占めてない。

国内カシミヤ生産の可能性を最大限に活用する必要がある。同社は国内だけでなく、世界基準のデザイン、色合い、品質を持つ優れた商品を提供している」と指摘した。

    同社の特徴はモンゴリアン・ノーベル・ファイバー認証済みの整毛を使用し、イタリア市場に向けて出荷されている。モンゴリアン・ノーベル・ファイバー認証とは高クオリティを持つモンゴル産のカシミヤ100%の天然素材を満たすエコ商品を象徴するマークである。

    また、同社は昨年9月に開催された「Emerging Talents Milan 2022」ファッションショーにモンゴルを代表して初めて参加し、モンゴルの王妃の衣装や希少価値の高いヴィンテージのネックレスなど豪華なデザインやパターンに、現代的なトレンドを組み合わせたREGINA(イタリア語で女王)と呼ばれる新コレクションを発表した。