Ulaanbaatar
国内カシミヤ系企業、ChanelやHermès高級ブランドと協力
経済
4月7～9日にフランスのマルク・フェノー農業・食料主権大臣がモンゴルを訪問し、両国の農業と食品部門における協力関係の強化に向け会談を行った。
同訪問は、農業分野における初の大臣級訪問となった。訪問中、フェノー農業・食料主権大臣は、モンゴルのカシミヤ生産業がフランスのシャネルやエルメスなどの高級ブランド企業と協力関係を締結計画中であると発表した。昨年9月に開催された「Emerging Talents Milan 2022」ファッションショーにモンゴルを代表し、ハンボグド・カシミヤ社が初めて参加し、モンゴルの王妃の衣装や希少価値の高いヴィンテージのネックレスなど豪華なデザインやパターンに、現代的なトレンドを組み合わせたREGINA(イタリア語で女王)と呼ばれる新コレクションを発表した。
同会談中、ハヤンガー・ボロルチョローン食糧・農業・軽工業省大臣は、高栄養の家畜輸入、健康的な農牧業地の形成、人材育成交流、特産品の登録と保護、牝馬乳の乾燥商品や油などの農産品の地理的登録表示と認知推進について意見交換を行い、協力を求めた。
