フレルスフ大統領の新年の挨拶
政治(ウランバートル市、2025年1月1日、国営モンツァメ通信社)オフナー・フレルスフ大統領は、全国民に対して新年の挨拶を述べた。
挨拶の全文は以下の通りである。
親愛なるモンゴル人の皆様!
新年が始まるこの瞬間、家族や大切な人々と一緒に新年を迎え、喜びと興奮で満ち溢れている皆様に、心から新年のご挨拶を申し上げます。
新年の祝いは、家族や社会全体で、過去の仕事や成果を振り返り、新しい年を迎えるためのエネルギー、希望、そして情熱で満ち溢れる瞬間です。人類にとって、新年の始まりは、成長と前進の象徴であり、希望に満ちた新たなスタートを意味します。
去る2024年は、私たちモンゴル人にとっても、そして世界全体にとっても、歴史的な重要な出来事で満ちた年でした。
偉大な政治的伝統を有し、中央アジアに位置する民主主義のモンゴル国は、100年前に初代憲法を制定し、共和国を宣言した誇り高い歴史があります。
モンゴル国民がこの歴史的な記念年において、民主主義の政権と議会制度をさらに強化し、議員126名から構成される初の国会を設立し、議会内の女性議員数によりアジア大陸を先導した特別な年でした。
2024年、モンゴルの経済は5%成長し、外貨準備高が50億米㌦に到達し、インフレ率が一桁台に抑えられ、貿易と投資が増加し、輸出が歴史的な最高水準に達し、国家予算が黒字となりました。
また、予算の規律を改善するための新原則が決定され、史上初の赤字なしの予算を承認し、戦略的に重要な大規模プロジェクトの実施を開始した年となりました。
モンゴルの外交政策と国際関係が国際舞台でさらに拡大・強化され、歴史に残る多数のハイレベル訪問が実施され、モンゴル人の歴史、遺産、文化、習慣、実績を世界に広めた外交関係と協力のピークを迎えた年となりました。
この実績をさらに強化し、失敗と成功を振り返り、修正・改善し、業務をさらに活性化させ、各段階で倫理、規律、責任感を高め、力強く、秩序正しく、愛国心を持ち、団結して取り組むことが、モンゴル人にとって新年の重要な目標であるべきです。
従って、私たちはチンギス・ハーンが構築した大モンゴル帝国国民の子孫であることを深く自覚し、国家の価値観、遺産、文化、歴史を尊重し、次世代に伝承し、正確さへの支持、団結、規範厳守、モンゴル国の繁栄のために共に努力しましょう。
親愛なる国民の皆様!
隣人や友人、家族、愛する大切な人々と共に新年を心待ちにしている皆さんに、改めて新年のご挨拶を申し上げます。新年が、健康的で力強く、輝かしく、活力に満ち、団結した素晴らしい一年でありますように、心からご祝福をお送りいたします。
新年が始まるこの瞬間、母国の守護者である勇敢な国境警備員、世界平和のため尽力する平和維持活動家、国民の健康を守る医師、看護師、医療従事者、国民の安全を守り続けている公務員、軍人、警察、緊急対応部隊の皆さんに、特別に感謝と祝意を表し、国民を代表して心より深く感謝を申し上げます。
2025年が、全ての家庭に幸福と成功が溢れ、モンゴルの威光が輝き、全世界に平和が訪れ、人類が平穏に暮らす年でありますように。
永遠の天の力の下でモンゴルが繁栄し続けますように。
新年あけましておめでとうございます。