「ラクダ祭り- 2021」開催された

社会
bolormaa@montsame.gov.mn
2021-12-04 10:35:25

ウムヌゴビ県で、11月25と26日の2日間開催された「ラクダ祭り- 2021」には同県の13郡(全15郡中) のラクダ飼育者が参加した。

同大会では、オスラクダ競走に 37頭のラクダが競い、バヤンダライ郡のM.ムンフブヤン氏のラクダが1位と2位を取り、フルメン郡の B.バヤンジャルガル氏のラクダが 3位と4位を、フルメン郡のT.ガンバット氏のラクダが5位になった。

メスラクダ競走に37頭のラクダが競い、セルウェイ郡のS.サン ジ氏のラクダが1位を取った。また、子ラクダの競走も行われ、ツォグトオボー郡のB.スムヤ氏の子ラクダが優勝を飾った。リレーレースが開催され、バヤンダライ郡のチームが1位になり、 マンダル・オボー郡のチームが 2位になった。さらに、ラクダに乗った美しいカップルを選びハンホンゴル郡のJ.シネバット・J.ミガマルスレンの夫婦が1 位になった。

大会で、ウムヌゴビ県知事の P.セッドドルジ氏は「2021-2024年までのウムヌゴビ県の開発計画『県の恵み』では、ラクダの価値及び経済効果を高めることを目的としている。その一環として、飼育された子ラクダごとに毎年提供される『子ラクダ資金』、ラクダの病気の治療と予防検診などを行うラクダ専門病院を設立した。またラクダ製品加工工場を建設予定中である。将来的に、ラクダ文化を発展させ、国際的に宣伝し、ラクダ祭りの行事を観光産業へと結びつけ、県全体の経済流通を目指している」と述べた。昨年(2020 年)末、ウムヌゴビ県のラクダは 16万6800頭に達し、過去20年で3 倍近く増加している。これは、モンゴルのラクダ全総数の35.5パーセントを占める数字である。全国的でみられる3つのラクダ系統中、ウムヌゴビ県にハニーンヘツーン茶色とガルビーンゴビ赤ラクダの系統が生息している。