モンゴルは閣僚会議で経験を共有

社会
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2025-04-08 14:26:52

(ウランバートル市、2025年4月8日、国営モンツァメ通信社)サルダン・オドントヤ自然環境・気候変動大臣は、中央アジアが直面している自然環境の三重危機に関する閣僚サミットに出席した。


ウズベキスタンのサマルカンド市で開催された同討論会に、ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、モンゴルの自然環境大臣が出席し、気候変動、生物多様性の喪失、環境汚染など、人類が直面している問題について議論した。


討論会で、各国は気候変動や環境政策の枠で実施している対策や良好な事例を共有した。例えば、中央アジアの一部の国は、果物とベリーの栽培、乾燥地帯に強い樹木の栽培、都市緑地の拡大、人材育成に成功した経験を共有した。


モンゴルは「10億本の植林」全国運動に民間企業の参加を促進した経験、環境保護基金の設立、湿地の造成、希少な野生動物の保護に関する取り組みを共有した。


中央アジアで、気候変動の影響が広く見られる。永久氷や氷河の融解が加速し、水資源が減少することは、食糧安全保障にリスクをもたらし、川の干ばつ、土地劣化、エコシステムの不足を更に深刻化させている。 海が干上がり、乾燥した砂漠に変化したことは、同地域が直面している環境問題の一例である。


このような状況の下で、参加国は経験を共有し、地域レベルでの調査、プロジェクト、プログラムの実施、ウズベキスタンのグリーン大学での人材育成に関する協力について意見を交換した。