モンツァメとトルクメニスタン『TDH』通信社は協力覚書に署名
政治
(ウランバートル市、2025年6月2日、国営モンツァメ通信社)モンゴル国営通信社モンツァメは、トルクメニスタン国家通信社(TDH)と協力に関する覚書を締結した。
両国の報道分野における協力を新たなレベルに引き上げる上で極めて重要な同覚書に、国営モンツァメ通信社のE.ソドントゴス社長とトルクメニスタン国家通信社(TDH)のメルダン・ガザクバエフ社長が署名した。これは、モンゴル国大統領の招待を受け、国賓としてモンゴルを訪問中のセルダル・ベルディムハメドフ・トルクメニスタン大統領の訪問に際し、14件の覚書に署名されたうちの一つである。
覚書に基づき、両国の通信社は協力関係を拡大し、政治、社会、経済、ビジネス、観光、歴史、文化・芸術など多様な分野のニュースや情報を相互に交換するとともに、自国のメディアを通じて幅広く発信する機会が大きく広がる。また、記者や専門家の研修の実施、経験交流、相互訪問などのプログラムを展開し、双方の協力をさらに活性化させることを目的としている。
トルクメニスタンの国家通信社「Turkmenistan Today」は、同国の政治、社会、経済、文化、スポーツ分野の情報をトルクメン語、ロシア語、英語で発信している。同通信社は、1924年にアシガバートがソビエト社会主義共和国連邦のトルクメニスタン共和国の首都に指定された直後、「トルクメニスタン電報通信社」として設立された。それ以来、「トルクメニンフォーム」「トルクメン・プレス」などの名称を経て、2014年11月20日に「トルクメニスタン国家通信社(TDH)」に改称された。
TDH(トルクメニスタン国家通信社)のメルダン・アマンジャノヴィチ・ガザクバエフ氏は2021年2月11日より同社の社長を務めている。それ以前は、2020年12月21日から2021年2月11日まで「母国」新聞の編集長を務めていた。