Ulaanbaatar
ブータン王国首相はフレルスフ大統領を表敬
フレルスフ大統領は第79回国連総会に出席
（ニューヨーク市、2024年9月25日、国営モンツァメ通信社）9月22日、オフナー・フレルスフ大統領は、米国・ニューヨーク市で開催中の第79回国連総会に出席する際、ツェリン・トブゲ・ブータン王国首相と会談した。
フレルスフ大統領は、アジア太平洋地域に向けたモンゴルの外交政策において、ブータン王国との関係と協力が重要な位置を占めていると強調した。また、内陸発展途上国として相互の経験を共有し、貿易や経済協力を拡大・促進させることが重要であると指摘した。
ツェリン・トブゲ首相は、今年開催されたブータン国王による初のモンゴル国賓訪問は、両国の農業、牧業、自然環境、観光などの各分野における協力を展開させる上で特に重要な意義をもったと指摘した。また、同訪問を通じて、モンゴルの歴史、文化、伝統がブータンの人々の心に寄り添ったことを強調し、ブータンの代表団をあたたかく歓迎したモンゴル政府と国民に心から感謝の意を表した。
双方は、気候変動や砂漠化への対抗、環境保護に向けた国際的な取り組みへの貢献において協力し、『10億本の植林』全国運動とブータン国王の『1億本の果樹』構想の枠内で共同プロジェクトやプログラムを実施する可能性を模索し、協力を活性化することで一致した。また、国連と他の国際機関の枠での更なる協力深化に尽力する意向を相互確認した。
