首都ウランバートル創立380周年記念スフバートル広場からスペースバルーンを打ち上げた
モンゴルについて
首都ウランバートル創設380周年記念の一環で10月29日、3 シリーズのスペースバルーンを打ち上げた。バルーンに設置された特別設備は飛行中、 首都ウランバートルの大気質測定を行う科学的な重要な役割を果たす。そのほか、バルーンにはwww.marsa.mnに登録した5000人の人名から無作為抽出した380人の名と、「私たちの作品が宇宙に」コンテストのベスト3作品も同時に打ち上げられた。30分の間を置いて飛ばされたこのシリーズスペースバ ルーンの打ち上げ式にS.アマルサイハン首都知事兼ウランバートル市長、モンゴルとロシアの英雄のJ.グルラグチャー宇宙飛行士、モンゴルの宇宙研究開発センターのG.アムガランバヤル所長、天文地球物理学研究所のS.デムベレル所長らが参加し、「私たちの作品が宇宙へ」コンテストの優勝者に賞品を贈った。青少年の科学の創造的なアイディアをサポートする目的の 「私たちの作品が宇宙へ」コンテストには、首都ウランバートルのほか各県の義務育学校から84件の作品が応募され、モンゴル国立教育大学所属の高校「 ホワイト・タカ」チームが1位、 ジュニア発明家高校の「O2」チームが2位、グローバル国際中学校の「グローバル」チームが3位にそれぞれ選ばれた。モンゴルの宇宙研究開発センターのG.ア ムガランバヤル所長「宇宙研究は科学の頂点である。本コンテストへの応募作品からみると、モンゴルの次世代がアイディアとして世界と足並みができることを表している。宇宙科学に関心を持つ次世代を育成していけば、モンゴルは発展を確保できる」と話した。内閣府宇宙政策委員会の秋山演亮顧問役:「モンゴルの義務教育学校から数多くの作品が寄せられたのを見てびっくりした。これらの作品にはモンゴルの子どもの宇宙に対する夢が表現されている。モン ゴルは歴史的に世界最大の帝国を築いたように宇宙開発にも多 いに寄与すると信じている。モンゴルは領土の広い国なので、スペースバルーンをはじめ、宇宙ロケットの打ち上げも可能な地域なので、今後次の進歩を目指してほしい」と語った。このシリーズバルーンをモンゴル宇宙研究開発センターとモンゴル高専学校、千葉工業大学の共同チームが打ち上げた。