モンゴル、初切手とハルハ王子の家書がユネスコに登録

社会
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2024-05-09 11:00:26

(ウランバートル市、2024年5月9日、国営モンツァメ通信社)5月8日、モンゴルは、アジア太平洋地域の文書遺産リストに「エルデフ・オチル」初の切手収集と「ハルハ7ホシュ―、4州の王子の家庭記録」がそれぞれ登録された。


 5月7~8日、ウランバートルでユネスコのアジア太平洋地域委員会の第10回総会が開催された。総会の際、加盟国から記録遺産リストに推薦された21件の遺産を登録するか否かの問題が議論され、全会一致で登録した。登録された同遺産には、モンゴルから推薦した「エルデフ・オチル」初の切手収集と記録遺産「ハルハ7ホシュ―、4州の王子の家庭記録」が含まれる。


従い、モンゴルはアジア太平洋地域の記録遺産リストに全5件の遺産登録に成功した。


現在、チンギス・ハーン国立博物館に「チンギス・ハーン時代より開始するハルハ7ホシュ―、4州の王子の家庭記録」が展示されている。同家庭記録に、チンギス・ハーンより開始する黄金家族の30世代にわたる980人の名前が含まれており、モンゴルの約700年にわたる歴史が網羅されている。



1924年7月1日、モンゴルは「エルデフ・オチル」と呼ばれる最初の切手を流通させた。「エルデフ・オチル」または「ナツァグドルジ」は、十字に配置された2つの「金剛杵」で構成されており、切り離せない強さと無敵の象徴を表す。





記録遺産のアジア太平洋委員会の総会をモンゴルで開催することにより、ユネスコの世界記憶遺産プログラムの重要性を国家レベルで流行し、記録遺産の保管と保護の仕組みを創造的に利用し、国民参加を拡大する重要な意義がある。