モンゴル・オマーン間の富基金および投資協力

政治
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2025-08-06 09:28:24

(ウランバートル市、2025年8月6日、国営モンツァメ通信社)8月4日、ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、オマーン国(Sultanate of Oman)投資庁(OIA)のアブドゥルサラーム・ビン・モハンマド・アル・ムルシディ総裁と両国の富基金および投資分野での協力について会談を行った。


会談でザンダンシャタル首相は、近年モンゴルとオマーン国との二国間関係が活発に発展していることに言及し、貿易、経済、投資、鉱業、農業分野において互恵的な協力をさらに強化する意向を示した。 また、モンゴルの富基金について紹介し、オマーン投資庁(OIA)の優良事例を学ぶための協力を提案した。


オマーン投資庁(OIA)は、オマーン国の富基金であり、石油・天然ガス収入の適切な管理と運用を担う同国の主要な投資機関である。モンゴルの富基金を国際基準に沿って構築するにあたり、オマーンの経験から学ぶことの重要性を強調し、協力することで合意した。また、両者は投資協力の可能性について意見を交わした。


モンゴルの首相は、広大な国土と再生可能エネルギーを含む豊富な天然資源を有する国として、オマーン国との投資分野における協力の発展に前向きであると述べた。さらに、ザンダンシャタル首相は、外国投資を誘致する政府の方針を説明し、鉱物資源の探査分野への投資がモンゴル経済の拡大にとって極めて重要であることを強調した。


アブドゥルサラーム・ビン・モハンマド・アル・ムルシディ氏は、オマーン投資庁(OIA)の業務内容および優先目標について紹介し、鉱業、農業、再生可能エネルギー分野においてモンゴルと共同プログラムやプロジェクトを実施する用意があることを表明した。