ミアット・モンゴル航空、開発銀行の融資完済
経済
モンゴル開発銀行(DBM)が9月20日、ミアット・モンゴル航空が19日に同行融資を全額返済したと発表した。ミアット・モンゴルは100億トゥグルグ(4億4300万円相当)の債務残高を早めに支払っており、国有企
業として初の債務を完全履行した。
ミアット・モンゴル航空は2013年、米・ボーイング社とボーイング767-300ER型機を購入する契約を締結し、必要な資金を調達するため、モンゴル開発銀行からブリッジローン(つなぎ融資)を受けた。
ミアット・モンゴルは15年時点での債務残高が1510万米㌦。サムライ債の発行に合わせて、円建て融資に転換された。ローン返済は22年11月であったが、ミアット・モンゴルは開発銀行に対する国有企業の債務返済を巡る政府の措置と財務省のサムライ債早期返済の方針などを踏まえ、完済を前倒しした。