首相:雇用側が実感する支援体制を推進

政治
b.dagiimaa@montsame.gov.mn
2025-08-14 16:20:03

(ウランバートル市、2025年8月14日、国営モンツァメ通信社)ゴンボジャブ・ザンダンシャタル首相は、「障害者の人権の実現と国家予算」討論会に参加し、発言した。


ザンダンシャタル首相は、統一された基準や要件といった画一的な考え方から脱却し、障害のある国民の長所や行動能力に応じた新たな基準の導入が求められていると述べた。現行の基準は生活実態に適合しておらず、形式的に紙の上にとどまっているだけであり、障害者が直面している課題からその問題点が見えてくる。


これらの困難を総合的に解決するためには、「予算」「法的環境」「行政」という三つの要素が連携して実施される必要がある。


そのため、首相は、「生活環境」、「労働環境」、「アクセスおよび社会参加の充実」という三つの政策方針を掲げることの重要性を強調した。その一環として、基準を満たした生活環境の整備、雇用者を対象とした労働環境に関する研修、働きやすい職場づくり、案内係のような包括的サービスへの支援、さらに障害者が製作した商品の購入要件を国家調達政策に反映させることなどが示された。