旭鷲山バトバヤル氏:日本人の言葉「最初に道を付けた人を忘れるな」
日本人は「道を付けた人を忘れず」という。大相撲の第70代横綱日馬富士が(本名:ダワーニャム・ビャムバドルジ)による現役引退という残念な記者会見がモンゴルと日本の相撲ファンに衝撃を与えたばかりである。稽古熱心な横綱として知られている横綱日馬富士が暴行事件を巡って、引退というけじめをつけたことは、相撲ファンにとって残念でならなかったであろう。しかし、事件を巡って、横綱日馬富士のファンによる他者に対する非難や中傷、疑いが絶えず、今も続いている。そういったファンによる誹謗中傷や非難が向けられた関係者の一人は、角界のモンゴル人フェバーの道を付けた元小結旭鷲山のダワー・バトバヤル氏である。彼は角界引退の後、帰国。政治家を目指して総選挙で出馬し、当選。任期満了後は実業家として活躍中。モンゴルにとっては、外国投資の誘致とモンゴル発展への寄与を目指す各個人、一人残らず、彼らの名誉が大事である。
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