「草の根」無償援助の一環、学校が改修
社会
(ウランバートル市、2024年12月21日、国営モンツァメ通信社)日本政府の「草の根・人間の安全保障無償資金協力」により「バヤンウルギー県サグサイ郡第1番小中高等学校改修計画」プロジェクトが実施されることになった。
12月20日、井川原賢在モンゴル日本国特命全権大使とE.ザンガル・バヤンウルギー県知事がプロジェクトの契約書に署名した。 具体的に、校舎の屋根、内装及び電気系統の改修、換気システムの整備、並びに暖房配管等の交換を行う。
井川原賢大使は、「プロジェクトの実施により、同校の環境が改善され、1006人の生徒および132人の教職員が安全で衛生的な環境の下で学習・教育活動を行うことができるようになる」と述べた。
S.アルマンベク第1番小中高等学校校長は、「同校は1948年に設立された。現在、1000人以上の生徒と133人の教職員がいる。校舎は1974年に運営が開始され、2005年に大規模な改修が行われたが、それ以降は改修されておらず、かなり老朽化している。今回、日本政府の『草の根・人間の安全保障無償資金協力』により大規模な改修が行われ、現代的な基準を満たす教室で生徒が学習できるようになることを嬉しく思う」と述べた。